TALKING LIFE

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「キャンドルナイトを忘れない」 Vol・2 この1か月の思い~石巻へと! 11.04.30 12:00pm
 大地震から、まもなく2か月がたとうとしています。
震災直後、都内や横浜など、街では、これまで見たことのない、聞いたことのない大勢の若い人たちの「義捐金」を求める声に出会い、私はその都度、「全箇所に募金したいけど、でもこれから私も歌で頑張るから!」
そんな言葉を心の中で呟いていました。
そして、最近うれしく思ったことは、これまで当たり前のように「春夏秋冬」張り廻らされていたポスターの東北への文字が一気に何もなくなった時は「やっぱり大地震は現実なのだ!」と未来を断ち切られたように苦しくなりましたが、依然、少し薄暗い構内、震災直後、一気にはずされた東北へのポスターの壁面が、再び言葉を新たに「応援体制」で旅を誘って並びはじめた時は、多くの皆さんの力に手を合わせる思いでした。
 
 そんな中、春から夏にかけていただいていたイベントの「中止」の知らせ。「あ~RODもこれまでか?!」なんて感じでしたが、無事、4月9日より、一時は上映も心配された映画「TAKAMINE」の金沢・富山のロードショーも始まり、出演している俳優さんと共に復興を願い「舞台挨拶」にも参加させていただきました!
そして、その後も北陸入りして、映画監督の市川徹さんと共に、映画と主題歌「SAKURA SAKURA 幸せの架け橋」のキャンペーンに忙しい時間を送りました。(沢山の皆さん、どうもありがとうございます!)

 そんな平和な一日が終わり、ホテルに戻りテレビをつけると、北陸の生活とはうって変った東北の一日が報道されていて「これが本当に同じ一つの国なんだろうか?」
と目を疑い、原発の問題も含めて、現状を知れば知るほど「悔しい!」思いで心がギシギシと破裂しそうでした。

 こんな時、やさしい歌もいいけど、気持ちはティーンネイジャーの時のような「何か見えない、大きなものに向かって拳をあげるている自分」がいるのを感じ、これまでに書いた未発表の曲ですが「しっかり大人になってしまったんだから、世の中に文句言う前に、包容力を持って自分で世の中を変えなくては!」とお蔵入りにしていたロックな曲達が頭の中を流れ「またバンドでぶつけたい!」とそんな衝動にも駆られる自分がいました。
「なぜ、こんなことになったのか?」
「私達は何が間違っていたのか!?」
取り返しのつかない追い詰められた現実が、私達の空を包んでいます。

 3月11日以降、何かが確かに変わってしまいました。
各地、あまりの現実の違いに体や頭の一部の回路がズタズタに停止したまま。
きっと多くの皆さん、被災地以外の皆さんも、日常は変わらないように進めるしかなく進んでいるけど、きっと生活への打撃も表れはじめ、笑顔であっても、私が感じているようなことを、大なり小なりみんな感じているのではないかと思います。
でも、少しでも人として「本当の幸せ」に向かってゆきたい!
みんなで力を合わせて、今度こそ、心からの微笑を目指したい!
今回の大震災で亡くなった皆さんの分も!更なる場所へと進むためには、この大変な現実を噛み砕かなくてはとても前へは進めない、この1か月、そんな感じでした。
高峰博士が映画の中でこう言っています。
「未来は無限です!たとえ、どんなに失敗しても、再び立ち上がる勇気を持つことが大切だ!TRY!TRY!AGAIN!」

 昨日、やっと石巻の「港北ビックバン」という避難所で生活されている皆さんの元を訪ねることができました!長年のお仕事仲間の藤川さんが、八丈島のフリージアを島の皆さんからいただいて、花をみんなにプレゼントしよう!
という動きに声をかけてくれたからです。(藤川さん!どうもありがとう!)

 約500人の皆さんが避難されているセンター。入ると消毒のためか、病院のような匂いがしていました。
大震災以来の心労で、最初、皆さんの瞳はやはりずっしりと重いようでしたが、でも、私のつたないおじゃべりにも少しづつ答えてくれて、最後は皆さん、声を出して一緒に歌ってくれました!共に向かったイラストレーターの浅葉克巳さんのパーフォーマンスも最高でした!集まってもらえて、本当に、本当にありがたかったです!
フリージアも喜んでいただき、その都度「香りもいいですよ~」と言ったら、「あ~こんな香り久しぶり!」って微笑んでいただきました。
お別れに皆さんと握手をしました。その時、一人の女性が涙をこらえるように、小声で「娘をつなみで失いました。」と震える声で伝えてくれました。
 また、ニコニコ元気に飛び回っていた女の子のご家族が、「この子の姉が帰ってこないの・・・」と。また、奥様を待ち続けている方もいました。
この後、石巻イオンという大きなショッピングセンターでも歌いましたが、そちらは反対に想像以上の通常の賑わいに「つなみ」の災害にみまわれた人と、免れた人との現実の違いが石巻に大きく横たわっていることを感じました。
 港北ビックバンを出る時「どうぞお元気で!」そう言うのがせいいっぱいでした!
避難所にいる皆さんにとって「Try!Try!Again!」
と言うには、まだまだ遠い。
「来年は少しでも笑顔で桜を見上げることができますように!」
 そう祈るように避難所を後にしました。
これから長くかかるであろう復興への道のり、花咲「HEART」の心が被災地の皆さんに届くよう、引き続き頑張りましょう!
(石巻のお話の続き、なるべく早めに書きますね!)

写真は現在、石巻イオンに展示中のフラワーズエール
「沢山のハートが被災地の皆さんに届き笑顔が大きくなりますように!」
そんな思いでデザインしました。
(会場の皆さん!参加ありがとうございました!)
右側が浅葉さんの作品。
連休中各地で開催です!(詳しくはスケジュール欄を!)


  2011年4月30日  From  TAKAKO
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